グーテンベルクによって活版印刷技術が実用化されて以来、人類は情報伝達手段を飛躍的に進歩させました。それからずっと今日まで、印刷はなくてはならないものとして、私たちの生活の中に浸透しています。
新聞、書籍、雑誌などの出版物、ポスター、チラシ、パンフレットなどの広告、包装紙やパッケージなどのほかにも、壁紙、布地、ガラスや食器へのプリントなど、印刷技術の使われていないものは、いまやほとんどないと言っても過言ではありません。
それほど幅の広いものだけに、印刷技術の種類の数だけ、それを得意とする会社が存在します。一社ですべての印刷技術を網羅するのは不可能。印刷会社が印刷会社に依頼するというケースが、この世界では当たり前なのです。
朝陽堂印刷はそんな印刷業界にあって、一般的な印刷以外に特色印刷を得意とする会社です。特色印刷とは印刷の基本となる4色(シアン・マゼンタ・イエロー・黒)では出せない特殊な色を、はじめから調合されたインキを使用して発色させる印刷のことで、包装紙やパッケージなどによく用いられます。
大判の包装紙に均一に色を入れるのは難しく、朝陽堂は京都において特色を得意とする印刷会社として有名で、数々の老舗はもとより、同業者様からも多くの発注をいただいています。
100年以上の歴史をもつ朝陽堂印刷の5代目社長・高橋東作。
大手企業勤務時代にPR、営業畑で経験を積んだ高橋は、「いまほど面白い時代はない」と言い切ります。
「京の老舗」としての確かな技術を継承し、地域の発展に心を砕く一方で、朝陽堂の特性を活かしたWebの世界を切り拓こうとしている高橋が、その思いを語ります。
