印刷豆知識:ら行


<ら>

らくちょう / 落丁
1)ページ物の丁合で、折り丁の一部が不足したまま製本されること
(2)印刷物が指定の部数完成しない場合もいう。
らみねーとし / ラミネート紙
紙と紙、プラスティックフィルム、金属箔など複数の基材と張り合わせたものの総称。紙単体の機能と張り合わせる基材の機能をミックスして、新しい機能を付与させた多層構造の紙をいう。

<り>

りーど / リード
雑誌・新聞等で本文の前に記載されているその文章の概略。リード文ともいう。
りーふれっと / リーフレット
1枚物の印刷物でペラまたは2~3回折ったもの。広告宣伝用のチラシやダイレクトメールなどに広くつかわれる。

<る>

るーずりーふ / ルーズリーフ
さまざまな形式の金具で綴じたり、取外しできるように、穴をあけたシート。
るび / ルビ
ルビ(英語: ruby)とは、文章内の任意の文字に対しふりがな/説明/異なる読み方といった役割の文字をより小さな文字で、通常縦書きの際は文字の右側/横書きの際は文字の上側に記されるものである
るーぺ / ルーペ
ドイツ語で虫めがね、拡大鏡のこと。拡大率5~50倍位まであり、フィルム・版・印刷物の検査などにつかう。検査には20倍位が適している。

<れ>

れーざーせいはん / レーザー製版
レーザー光により印刷版をつくる方法。最近CTPでは、原稿のデジタルデータからレーザー露光に変換し、専用版材に露光して印刷板をつくる。平版、グラビア、フレキソなどの製版で使用されている。
れたっち/ レタッチ
一般的には製版工程において絵柄の明暗や色の調子再現を補正する作業。文字や線画に対しての修正は含めない。デジタル化された製版工程においては、画像データに対してさまざまな補正演算をくわえることによっておこなわれる場合が多い。

<ろ>

ろごたいぷ / ロゴタイプ
図案化・装飾化された文字・文字列。団体名、商号、商品名、雑誌名、書名などを印刷・表示するのに使われる。ロゴ (logo) と略す。
ろーるし / ロール紙
抄紙機で連続的にできた紙を切断せずに所要の幅と直径に巻き取った紙。ロール紙ともいう。新聞用紙では巻取りの大きさはJISで規定され,A巻取りからE巻取りまでそれぞれ幅1626mm,1092mm,1219mm,813mm,546mm,直径は910mmを超えないと決められている。